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無事終了&コンサート情報 [演奏会]

2回続けてお知らせした催し、無事に終了しました。

武久氏、曽根氏、両日とも熱のこもった講座、コンサートになりました。
昨日は、丸一日「チェンバロ祭り」と題した11時から5時までの5回の演奏会、と楽器見学の会を行い、こちらもおかげ様で盛会となり、安堵しました。

心配した、会場の響きもなかなか良い具合でした。

昨日演奏してくださった演奏家は5名。一日で、多彩な奏者、楽器、作品を聴くというのも、大変面白かった。
それぞれの奏者の持ち味が出ていて、主催者側であるのを忘れて楽しんでしまう時間も多くあり、頭の切り替えにも苦労するほどでした。
 出演者、演奏曲目はこちらをご覧ください。http://www.origoetp.gr.jp/event_topics/20071123detail/topic_20071123detail.html#001

というわけで、裏方に徹した数日でしたが、12月に入ると自分の関係するコンサートが多く開催されますので、まとめてアップしておきます。

■2007年12月2日(日)2:00pm開演 戸頭医院サロン

★バロック・コンサート in 戸頭http://www.togashira.com/concert/

田中潤一:フラウト・トラヴェルソ、福沢宏:ヴィオラ・ダ・ガンバ、加久間朋子:チェンバロ

《曲目》
ルクレール:トリオ組曲 ニ長調
D.スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ 二短調K.213、イ長調K.113
J.S.バッハ:フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
M.マレ:ヴィオール組曲
オトテール・ル・ロマン:デュオ ロ短調
J.P.ラモー:クラヴサン・コンセール 第5番
会費 \3000 ペア\5000  学生\1500 妊婦無料

お問合せ・ご予約:斉藤医院 サロンコンサート友の会 TEL 0297-78-3181(9:00-18:00) FAX 0297-78-3180

◆クリスマスコンサート~サロンで聴く宮廷音楽~
【日時】 12月16日(日)2:00p.m.
【会場】 STUDIO HERMITAGE(東京・下井草) http://st-hermitage.com/salon.html
【出演】 柿原順子(リコーダー)加久間朋子(チェンバロ)
【曲目】J .S.バッハパストラーレ アリオーゾ 
    リコーダーとチェンバロのためのソナタへ長調 
    マルチェルロ シャコンヌ  F.クープラン 恋のうぐいす 
    グノー アベマリア クリスマスキャロルほか  
【入場料】全席自由3000円 (お茶付)50席
【問い合わせ】 フェリチタ080-2050-1604 
 

■2台のチェンバロによる響宴 on Xmas Eve
【日時】 12月24日(月・振り替え休日) 13:30開場 14:00開演
【会場】 古楽研究会 Space 1F http://www.sougakusha.com/space1f/index.html
【演奏】 チェンバロ・デュオ< レ・キャトル・マン Les quatore Mains > 加久間朋子、梶山希代 【曲目】 J.C.バッハ ソナタト長調 L.ボッケリーニ 四重奏曲 第4番イ長調        G.ル・ルー 2台のクラヴサンの為の組曲        W.F.バッハ 2台のチェンバロの為のコンチェルトヘ長調        J.S.バッハ 2台のチェンバロの為のコンチェルト ハ短調 【入場料】前売り 3000円 当日 3500円  【予約・問合せ】 古楽研究会 03-3530-6224 http://www.origoetp.gr.jp/event_topics/topic_ConcertoGuide20071104-2.html


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曽根さん [演奏会]

私が始めて彼女にあったのは、私が大学生、彼女は高校生だった。
彼女はしぼったスポンジが水をす~いと吸い込むように、あっという間にチェンバロ奏法を会得していったように感じる。

彼女とは、曽根麻矢子さん。

あっという間に有名になり、外見の可憐さに最初は振り回されてしまうかと、いらぬ心配もしたもんだが、会うたびに強くなっていく。

最近発売された新CD「平均律(J.S.BACH)」も特選に選ばれ、彼女の快進撃は続く。
その彼女が、古巣の古楽研究会で演奏する。1階を新しく改装したスペースでである。
  数日前にやっと完成したスペース
   
 
わずか50席ほどのこの空間も、まだ残席があります。興味のある方はどうぞお越しになりませんか!
詳細は以下、彼女の演奏会以外の催しも、まだ、残席あります。

http://www.origoetp.gr.jp/event_topics/20071123detail/topic_20071123detail.html#001


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ブクステフーデに関する講座 [音楽史]

今年はスカルラッティの没後250年の年ですが、没後300年となるのがドイツ、リューベックの聖マリア教会のオルガニスト、作曲家の巨匠、ブクステフーデです。

彼の演奏を聴いた、若きJ.S.バッハが衝撃を受け、リューベックの地に3ヶ月も滞在し、その当時仕えていた領主の怒りをかったという話は有名です。

そのブクステフーデの話を中心にバッハと比較して話され、実演も入る講座が、武久源造氏によって開催されます。今日はその後紹介。

この武久氏は盲目です。チェンバロを始めたのは、私とほぼ同時。恩師も一緒で、始めたときは電話で、楽譜の音を読み「・・・ド、ファ、ミ、次は4分音符でソ~・・・」なんて言いながら伝えた事もある。でも、それを一回で覚える。「すごいね~」というと「そりゃ、記憶力と、胃腸の丈夫さ、体が強靭でないと、全盲はやっていけないよ」って言っていたのが印象的だった。それから、早20年以上たって、彼はすっかり有名になった。かれの創造力あふれる力強い演奏と、説得力ある話しっぷりにはいつも恐れ入っている。

    

そんな彼が、彼の古巣である「古楽研究会」の催し(11月23日オリゴの秋)に登場してくれる事になったのがこの講座です。
で、その講座に向けての彼のコメントご紹介しよう。私も今から大変楽しみです。

「全く違うのです!!ブクステフーデとバッハ。生きた時代も僅か50年しか離れていない。活躍した場所 も、殆ど歩いて行かれるほどの距離。それに、バッハはブクステフーデの弟子と言っ てもいいような立場。それが、音楽はこれほどまでに違う。修辞法、調律法、テクニック…。何もかもが異 なる。 しかし、一方、バッハは、その生き方において、 ブクステフーデを模倣しようとしま した。そして、ある意味、それに失敗したのです。むしろ、ブクステフーデのように なれなかったところから、バッハの道が始まったとも言えるでしょう。
  そして、両者とも、晩年には、それぞれに異なる種類の悲しみを感じていました。
しかしそれは、本当に悲劇だったのか。いや、そもそも、音楽家にとっての幸せとは 何でしょう。
 本レクチャーでは、ブクステフーデ、バッハ、そして、今を生きる我々について、音 も交えつつ、熱く語りたいと思います」。
武久源造

詳細はここをごらん下さい。
http://www.sougakusha.com/event/index.html


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