休憩 [オフ]
無事、ワインとのコラボの会も終了。
自分の中で今日はインテルメッツォです。
というわけで、友人のワンちゃんの登場
通常はこの姿・・・
かわいいですね。で、次が暑くなってきたので、毛を刈ったところですって~~
全然別のわんちゃんですよね。
次はうちのネコ
お行儀の悪さは天下逸品ですが・・・お祭りバージョンに見えるのは私だけでしょうか
ワインとコラボ [演奏会]
また、あっという間に日があいてしまいました。
色々起こって走り回っていましたが、明日は題にあるようにワインとチェンバロ音楽のコラボをやります。
バロック音楽って(ばかりでなく)世代が前なので、親しみが湧きにくいかもしれません。そこで、さまざまな角度から多角的に楽しんでもらおうと企画するんですが、今回はワインと。
私はワインよりもビ-ルが好きなんですけれど、宮廷ではやはりワインが似合う。そこで、ワインアドヴァイザーの方のお話と、彼の選んだよりすぐりのワインを数本試飲していただきながら、チェンバロ音楽を聴くっていう催しです。
楽器はチェンバロ2台使って、デュオを組んでいる人と一緒にソロや2台のチェンバロの曲を演奏。私は・・・・飲みながらでも弾ける練習をしようと思いましたけど、無理(お酒は指先の神経をマヒさせる~)なんで、香りをかいでも冷静に弾ける練習をしています(うそ)。
明日なんですが、自分が一番楽しみにしている感じです。これで私もワインが少しわかるでしょうか
この催しに娘が撮って送ってくれた写真です。
エジンバラへ [旅行]
昨年5月の旅行記続きです。
25日の朝、ドイツのブッパータールの駅からICにのり、フランクフルト空港に向かった。何とも名残惜しい。私の関わるルネサンス、バロックの音楽の時代、ドイツは最初は、戦争ばかりやっていたもので、イタリア、フランスが華やかに展開したバロック文化に出遅れる形となり、宮廷なども田舎者扱いされていたのだけれど、ゲルマン人特有の勤勉さ、押しの強さで、巻き返し、バロック時代の真ん中ではすっかり音楽の中心にもなった。その繁栄の香りがそこここに残るドイツは私にとって、魅力的な町であった。
ICの車両
運転席は何か未来的、運転手さんほとんど操作してませんでした。自動運転なんですね
途中、ケルンの大聖堂にも見送られつつ、空港へ。電車から降りるとすぐに空港構内。ルフトハンザ航空でスコットランドはエジンバラへ向かうので、一番近いカウンターですぐにチェックイン完了。スタバでゆっくりコーヒー飲んで時間をつぶしました。
なかなか小さな機体で移動。
降りたったエジンバラ空港は小さく、入国も楽に済みました。着いた時から英語が理解できません・・・。アメリカに留学している娘も一緒だったけれど、「分からん…」と。
市街息のバスに乗るが、運転手さんの言葉が分からない・・・でも、日本語英語のほうがこの時は有利なのか、急に理解できた私!ホテルを聴いてたんだ。答えたら、親切に駅からの行き方を教えてくれた。
バスの中から見た建物・・・ドイツと随分違う。そうか、低くて煙突が目立つんだ。
ホテルにチェックイン後、旧市街に繰り出す。ホテルの裏手の道を上がるとすぐに出れる。とても良いロケーション!
この地に来たのは、チェンバロをはじめ古い鍵盤楽器を集めた博物館をエジンバラ大学が所有していて、視察、試奏のため。それについては前の方にかいてあるので、今回はプライヴェート関係のみ。
この突き当りに、ホリールードパレス(宮殿がある)。スコットランド女王メアリもここに住んでいた。血なまぐさい事件もいろいろ。
この奥がパレスで、次の画像は門の前
ここを見学してから、逆方向に旧市街を進むと突き当りにエジンバラ城がある。
道の真ん中あたりでバグパイプ奏者がいた!なんだかカッコ良い
で、エジンバラ城
この日、天気は良かったものの、ドイツ比べたら緯度も高いので寒い寒い~風も強い。
この城壁から新市街を望む、手前に線路、その奥が駅の構内。線路の向こうは新市街。ブランドのお店がいっぱいあった。で、その向こうは海です。
夜は、視察に参加のメンバーと落ち合い、パブに繰り出し、もちろんギネス!
うまい~~
*この街で「ハリーポッター」の作者は物語を書きましたね!
チェンバロ!! [楽器]
猫のことがようやく頭から離れてきました。
今日は、私の演奏する楽器チェンバロについて。なかなか認知度があがらないけれど、深く好きになる方が増えている気はする。
音楽ショップに行っても、この楽器のアクセサリーはまずあったことが無い。それが、知り合いのチェンバロ販売会社の社長さんが、見つけてきて、さらに販売にこぎつけました~~。
携帯のストラップです
ちょとピンボケだけど、チェンバロに見えますか!秋のはじめに巡業で関西、九州に行くもんで、その時にご紹介しようかなって思ってます。ほしい人仕入れていきますよ~ あと、リュートとガンバも作るようです。
この数週間 [ネコ]
私が属し、代表をしている古楽研究会は東京の池袋近くに、事務所、練習室、そして2年前にオープンした「スペース1F]という名の、響きの良いスペースがある。
そこで、最近は良く古楽器のマスタークラスも開かれ、多くの方々が集まるようになってきた。
壁はやわらかな色彩で、2台のチェンバロと1台のフォルテピアノを常備し、練習スタジオとしても機能している。
これはハープを運び入れた時の画像
この中で練習していると、ときおり、ガサ・・・っと音が聞こえるようになったのが数週間前。その後は、注意しているとミ~ミ~という鳴き声が壁の中からしてくるようになった。
この後は少しショッキングなことなので、気持ちを悪くしたらごめんなさい。でも、なんだか書かずにいられません。素通りOKです。
この場所はもともと自動車修理工場だった3階建てのビルを購入して、改装したのだけれど、どこかに猫の出入口があり、内部(壁と壁の間)で子供を産んだのだろう。音を出すスペースなので、もともとの建物の中にもうひとつ部屋を入れた構造になっていて、部屋外側の壁と中の壁には少し空間があるつくりになっている。その中に入ったのだろう。
まだは入口が特定出来ない時に、そして入口を特定してふさぐ前に壁から子猫を出すことは、その子猫を保護しなければならないし親猫はまだ入ってくるだろうし・・・ということで、とにかく建物を施行した工務店に来てもらうことにした。
実際の作業に携わった人が来たのはその5日後。入口を特定できたので、どのように救出するか考えてから連絡をするということになったのだが、その特定をした際に、親猫らしき猫に遭遇したそうで、子猫を2匹連れていたそうだ。ということはもう大きくなって外に出るかもしれない・・・と、思ったのは束の間、中からか細い声がしてくる。それも、泣くごとに弱弱しくなっていく。・・・・親に見捨てられたのかもしれない。そこで、工務店の方に、もうすぐに救出してほしいと連絡を取り、必要があれば、しょうがなければ、(本当は困るのだけれど・・・)スパース内部の壁を一部壊しても良いと伝えた。
そして今日、救出作戦が行われた。私は立ち会えなかったので、報告を聞いたのをまとめてみます。
朝9時にスタート。やはり中の壁を壊さないといけないことが判明。まず、良く鳴き声が聞こえたあたりを開けてみる・・・・
と、そこには、変わり果てた子猫が2体。あ~遅かったか・・・と思った瞬間右側から声が。
良く見ると小さな子猫が鳴いていた。また、その付近の壁をあけ、ようやくその子を出した。弱っていて、歩けない。
段ボールへ入れて、様子を見、水分や半固形の食べ物を口に運んでみる。少し、水を飲んだものの、数時間後に、一言鳴いて、力つきたそうだ・・・。かわいそう。
何だか、その報告を聞きながら、こちらも力が抜けていく。でも、救出して良かった。このままでは、その中で朽ち果てていくところだったのだと自分に言い聞かせ、その後、穴をどうやってふさぐか、工事費をどう捻出するか、出入口はどうやってふさいでいるのか、など、立ち会ってくれた方と相談をつづけた。
この建物の周りには以前から野良猫を多く見かけていたが、自分の関係する建物に入り込んでいるなんて考えもつかなかった。今日はその子猫に合掌するのみだ。猫好きな私・・・ちょいとつらいです。
ドイツ(5/24) [旅行]
この日は、いとこの住んでいる町を探索。ここには、素敵なランドマーク的なホールがある。バロック時代が終わってから建てられたものだから、古典派の時代。ハイドンも来たそうだ。
ここは、ヴッパータールのオーケストラの本拠地。また、市民がさまざまな会場として使用しているどうだ。2階にも小さめのサロンが2つある。日本でも話題になった指揮者上岡トシユキ氏が常任指揮者である。一昨年、来日して話題にもなったオーケストラと指揮者だ。
1階のホール
この日は、イヴェントの仕込みをやっていた。こちらは後ろ側。
そしてロビー
一緒に行った娘は、デジカメで遊んでいた
う~気持ち悪くなる・・・。
2階の天井の絵。アールヌーボー調ですね。
その後、街を歩く。中心街にある、かなり、充実した美術館に入った。
ここは、教会。中には入れなかった
素敵なお住まい・・・ここは、谷から上がったところにある高級住宅街
この街の一番低いところ、つまり谷の川の上にかかるモノレールのライン。乗れなかったのが残念。
従妹のお宅での最後の晩餐用に、買い出しも
サラミ類とこの時に旬であった白アスパラをいっぱい購入。
次の日は、スコッランドのエジンバラへ、楽器試奏のために向かうので、ドイツの夜はこれで最後・・・。
<おまけ>
火曜日は生徒さんの通奏低音レッスンがありました。夕方から夜の時間で、暑い日でもあり、また、いっぱいしゃべったもので、大変喉が渇き、みんなで帰りに寄りました。やっぱり夏はこれですね!・・・っていつも飲んでるけど。
実になること [レッスン]
おとといの日曜日。
私の所属している古楽研究会のチェンバロレッスン生を対象に、オーディションが行われました。
これは、日頃の積み重ねを披露し、発表会ではなく、自分がどのあたりまで習得できたか確認する場です。2か月ほど前に発表された、課題曲と自由曲、そしてお話を行う。チェンバロの奏法に必要な要素を大まかに4つ~5つほどに分けて課題が出されます。要素はこのような感じ
1.舞曲の感覚・・・バロック時代の重要なレパートリーの一つ、拍節感を生き生きと
2.楽器を響かせる力・・・チェンバロの良い音色を出しましょう
3.様式感(形式の違い)・・・初期バロックと後期バロック、国の違い、善しとするものが違います、はっきりと把握しましょう
4.対位法曲・・・各声部の弾き分け(フーガとかですね)
5.弾きとおす力・・・無窮動的な楽曲もへこたれないで演奏する力
6.お話:演奏に必要な事項を5分程度にまとめて話す(楽器について、バロックとは?、組曲とは?など)
というもの。入門、初級、中級と進むにつれ演奏する時間も増えていく。中級の方だと一人40分ほど。これはレッスン生を評価するものではなく、どの程度の理解をしたか、何が足りないか・・・等を、自分で把握し、これからの勉強に反映させていくという主旨で行われます。
とは、いえ、複数の講師や参加者の前で演奏してしゃべるということは大変なことでしょう。でも、多くの受講生が参加しました。このオーディションをこなしていくと、レクチャーコンサートが出来るようにもなります。弾くばかりでなく、その楽曲の持つ背景も同時に学んでいくのが大事なことです。このようなアプローチをすると現在から離れた時代の音楽をやっていく上で、結局は理解がはやまると思います。
ここで、演奏お話をしました。
演奏の後は、もちろん皆さん一緒に、美味しいワインとかで雑談・・・長く疲れた一日だったけれど、生徒さんの頑張りに、ああ~私ももっと練習、勉強しなくちゃなあ・・と感じた一日でした。
ドイツ(昨年の旅行記5/23)ケルン他 [旅行]
この日は、ケルンに向かう。ケルンといえば、私が思い浮かべるのは「ムジカ・アンティカ・ケルン」というバロック演奏の団体、そして、チェンバロ・フォルテピアノ奏者のアンドレア・シュタイアー氏、最近ではケルン大学で教えているチェンバロ奏者スウェーデン人のハウグサン氏等がいるところ。そして、ビール、豚の足、ケルンバッサー・・・。移動の車中では否が応でもうきうき状態
見えてきた!大聖堂~~でかい
近くに行くと画面には入りません
中の随分と上に付いているパイプオルガン
落っこちそうで何だか怖い・・・高すぎて様式などが全く把握できませんでした。
塔に上れるので上をめざします
高所恐怖症気味の娘はすっかり腰が引け、なかなか上って来ませんが、気にせず上からの景色を。
やはり高いですね。
登る階段付近にこんなものが貼ってありました・・・・これ楽譜です。従妹さんのお知り合いが書いたって言ってました。どんな曲なんでしょうか
この後は、外でビールやお茶を飲んで、美術館を見ました。そして、このケルンの大聖堂が作られる前に、規律の厳しいヴァチカンの直接の大聖堂として、少し郊外に建てられたという聖堂へ向かいました。
この場所は、周りが静かな丘の中腹にあって、修道院がついていて、その周りにはレストラン、ホテルが出来、避暑地になっているようでした。綺麗なところです。内部のオルガンはドイツでは珍しく直角に突き出たパイプがありますので、これはきっと新しいものなんでしょう。
そこからの帰り道に、このあたりの伝統的な家を見せてもらいました。壁には黒い原産の石を鱗のように張り、白と緑の窓枠をつけるそうです。あちらこちらに立っています。今もこのような伝統の家づくり・・・素敵ですね。
緑の向こうにも見えます
ヴッパータールに戻り夕飯を・・・町一番のレストランで。従妹と娘と私、別々のものを注文。ポテトの付け合わせが美味しかった。目にも綺麗な盛り付けですね。
車の中に娘が見つけたもの。昔のマルクと今のユーロのコイン。
家に帰りつき、飲んだものはやぱりビールです!
続く。
*明日は仕事なので、アップできそうもありません・・・。
ドイツ(昨年の旅行記5/22~3) [旅行]
今日は少し時間に余裕があったので、撮りためた画像を整理していました。
考えたら、昨年の5月にドイツ、スコットランド、イングランドへの旅行記(楽器視察のみはアップ)を書いていませんでした。自分の記憶のためにも写真の整理のためにも少しずつまとめようかと思います。なんせ去年のこと・・・覚えてるか
また、興味をひかれる所は音楽や芸術の香りのするところなもので、普通行くところには行かなかったりしてますので、かなり自己中な旅行記でもあります
この時は、娘を連れて、楽器視察前の数日をいとこの住むドイツへ、エジンバラで視察を終えた後は、ぐるっとイギリスを見て回った。飛行機はJAL。周遊チケットが一人10万円ほど。でも、燃料㈹が5万円ぐらいしたと思う。
まずはフランクフルトへ飛ぶ。ラッキーなことに、プレミアム・エコノミーにアップグレードしてくれた。その為に足元などかなり楽だったです。そこから、JALの良いところである、デュッセルドルフまで無料バスが付いていて、それに乗り込み「ニッコーホテル」へ。なんて楽なのかしらん。
そこまで、近隣の町に住むいとこが車で迎えに来てくれた。
このいとこは私の父の兄、つまり伯父さんの子供で、高校を卒業してすぐにドイツの音楽大学留学して、デュッセルドルフに近い町「ヴッパータール」市のオーケストラへ入団し、そのままそこに住んでいる。楽団員で市の職員という肩書のヴァイオリン奏者なのだけれど、あと、数年勤めると定年になり、恩給がつくそうです。タールの意味は谷で、その名のとおり、川があってそこが一番低く、その両側に町が出来ています。その、川に沿って、すごいモノレールが動いています。それはそのうちに画像が出てきたら載せますね。
そのヴッパータールへ向かう。・・・・・このデュセッルドルフには、ブログを通して交流のあっためぎさんが住んでいるところ。お会いしたかったなあ
いとこの住む街に着き、いとこのおうちにお邪魔しました。まずはシャンパンで乾杯
それにしても素敵なお宅です。娘はこのお部屋に入るなり、目を奪われたものが・・・
これです。モロッコの椅子だそうで、娘は大好きだとか。知らなかった。
そして、よだれの出そうな生ハム、いっぱいこの季節は白アスパラが旬でそのスープも作ってくれていました。
次の日、目を覚ますと、庭にすばらしい景色が広がっていました。この気の向こうから野生のシカが時々来るそうです。信じられません。
で、朝ごはんをいただいて
ケルンの街に出発です ゆっくりアップしていきますね
日常と半々になっていくかしら・・・今、どこにも行けないからちょうど良いです。気分だけ浸ってます
親孝行? [雑感]
今日は午前中に、ハープの先生の所に寄ってから(・・・少々、ハープも弾くもので・・・)、実家に寄りました。
すると、お昼は食べるの?食べに行ける?・・・じゃあ、○○へ行こう!とあっという間に決められ、車に両親をのせて、隣町の伊勢丹へ。
お昼時、ボーナス&お中元時期ということもあって、駐車場にはいるのにかなりの時間がかかったけれど、お腹もちょうど良く減って、母の大好きな和食店へ行きました。
和食は高めですよねえ。3000円台で一番安いほうのお昼のお膳。これを奢ってもらってしまいました。本来は、私が奢るべきものなんでしょうがね。
大変美味しく頂きました。
この御膳にはこんなものが飾られています。
もうすぐ七夕ですね。何をお願いごとにしますか?・・・私は・・・・・・ちょっと数日のオフをください、旅行に行きたいです・・・・でもねえ、この仕事には、忙しいのは良いことかな。・・・じゃあ、美味しいビールを飲めますように。う~ん発想が貧相だ