移動

今度、秋田に仕事に行きます。
よく自分の車で楽器を運んで移動するんですが、秋田のホールにはチェンバロがあるので体ひとつで行きます。
そこで、移動手段を色々考えました。
はじめは深夜高速バスでいこうかと・・・思っていたら、絶対やめたほうが良いという意見があったので、断念して、今回は新幹線「こまち」で行き、寝台特急「あけぼの」で帰ることにしました！

日曜の夜８：００ごろまでレクチャー他をしているのと、次の日の11時から都心でコンサートあわせが入っていて、早朝、都心に戻ってくると丁度良いと言うこともあり・・・また、寝台に乗るのが楽しみでもあったので。

この切符を個別に購入するより、大宮～秋田の周遊券と大宮から都心までの往復乗車券を買うと4000円も安いそうです！
「こまち」の指定席「あけぼの」のB寝台ソロもOKだそうで、なんだか嬉しい気分。

ところで、寝台は上と下、どちらが良いのでしょうかね。
今から、インターネットで調べてみようかと思っとります。
どなたか、知っていたら教えてくださいませ。

お近くの方～

昨日は、自分の車に、チェンバロ（２段鍵盤）＆ノンペダルハープ＆コントラバスリコーダーなどを積み込み、練習会場に行きました。
チェンバロは優雅に見えるので、演奏者みずから運んでいると「えっ！！」という顔をされる事が多いですが、運搬を手配したりするのはお金がタンと出るコンサートの時ぐらいです。運転は好きなので、また、自分の楽器で演奏するのは安心なのでちょっとの疲労のみなら自分で運びます。積み込むときは近くに住んでるお弟子さんに駆けつけてもらいますけどね。

来週の金曜日のコンサート会場での練習です。ちょっとアクセスが手間なので席に余裕がまだあると主催者側にお聞きしましたので、ここで、その宣伝をします。

私の属している「音楽三昧」のコンサートですが、このグループ、最初は古楽器を共通項とした４人で結成。曲目もバロック中心でやっていましたが、その後コントラバスも加わり、メンバー田崎氏による編曲作品はその枠を超え、今では変幻自在にやっています。ピアノ曲からオーケストラ作品まで・・・。
時には「たった５人のオーケストラ」「脅威のアンサンブル」と呼ばれています。

今回はレパートリーの中から、ベストセレクションでプログラムを組みました。
ファリャ：バレエ組曲（音楽三昧セレクト版）
ホルスト：「惑星」火星、金星、木星
ドビュッシー：小組曲
ラヴェル：ピアノ協奏曲ト長調

各自が複数の楽器を演奏します。それゆえ、ＣＤは多重録音をしているのかと思われがちですが、実際に、くるくると持ち替えてやります。これは見ても、聴いても楽しいものといわれています。

興味のある方、この機会に演奏会場に足をお運び下さい。
音楽三昧はここで見れます　http://www2u.biglobe.ne.jp/~zammai/ogk3mind.htm
（さっきは間違えてました。申し訳ありません・・・。）

アメリカでのコンサート風景

会場の東京、西東京市「保谷こもれびホール」はすばらしい響きの良いホールです。
http://www.nishitokyo.or.jp/komorebi/event/event.cgi?mode=view&no=131

チェンバロ

これは私のチェンバロのローズ付近。フレンチタイプの楽器にはさまざまな装飾が施されている楽器がおおいのですが、私の楽器もふたの裏側には油絵で庭園風景画が書かれています。この楽器を自分の車に積んで色んな会場に持って行きます。北海道も行きました。

チェンバロには様々なタイプがあって、鍵盤数、音色、鍵盤の幅、長さ、タッチが異なります。そのために演奏する曲によって楽器を選択したり、逆に一つの楽器で様々な様式の違う作品を演奏するためにタッチや、弾き方を変えます。どんな楽器で演奏するか・・・知らない楽器は不安です。ので、必ず触りに行きます。

9月29日は私のフレンチ（ブランシェ作のレプリカ＝複製）、10月7日は同じフレンチでもタスカン作のレプリカ、10月14,15日はナーゲル社製のフレンチ(秋田のアトリオン音楽ホール所蔵楽器）、21日はジャーマン・・・と色々弾きます。タッチを指が覚えれば安心します。

それにしても、最近はチェンバロを置いているホールが増えましたね。私が始めたときはチェンバロ（ヒストリカル）自体が珍しかった。最初の練習はモダン・チェンバロでしたっけ（ペダル5本つき）。